杏月会の魅力・特徴Features
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地域に根差し、切れ目のない
医療ネットワークを展開杏月会は伊勢原を中心に、厚木、本厚木、秦野、平塚、相模原、大和の6つの拠点に在宅および外来クリニックを展開しています。拠点同士が近距離にあることで、訪問診療のルート効率化や緊急時の応援往診、専門医によるコンサル体制も可能になっており、地域に密着した安心のネットワークを構築しています。
“地域のセーフティネット”として支える、
信頼ある医療「病院に行きづらい方」「医療と福祉から離れていた方」などさまざまな背景を持つ方々の相談窓口となることを目指し、医療の枠を超えて暮らしを支える存在を志しています。「誠実」「親身」を最も大切にし、負担のない医療提供を心掛ける風土も根づいています。
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杏月会の特徴について
訪問診療+外来診療を両輪に、
多職種が連携するチーム医療医療法人社団杏月会は外来に加え、24時間365日対応の訪問診療を展開しています。診療・相談対応だけでなく、医師・看護師・相談員・事務・ドライバー・サポートスタッフが連携し、患者様の生活をまるごと支える体制が整っています。
ワークライフバランスと
キャリア支援の両立・年間休日120日以上/土日祝休み/完全週休二日制
・日勤のみ・夜間オンコールなし(職種により異なる)
・OJTや研修、資格取得支援も充実
たとえば看護師職では丁寧なOJTがあり、経験やスキルに応じた研修プログラムが組まれています。さらに医事課長など上位職も、マネジメントや新規拠点開設の経験などキャリアアップの機会が豊富です。安定性と柔軟性、安心して働ける制度
法人は地域内で確かな基盤を築いており、福利厚生も充実しています。
・社会保険完備・交通費支給・退職金制度(勤続3年以上)・インフルエンザ予防接種・履物購入補助など。
・子育て中のスタッフも多く活躍し、産前産後・育児休業の取得実績もあり、柔軟な働き方が可能です。
NUMBERS数字で見る杏月会
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従業員数2025年8月1日現在
393名
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創業からの年数1903年2月創業
122年
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拠点数
7施設
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年齢構成比
- 20代36名
- 50代61名
- 30代98名
- 60代33名
- 40代102名
- 70代10名
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平均年齢
44歳
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男女比
185名(47%)
208名(53%)
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産休育休取得率(男女比)
100%
2024年4月1日~2025年3月31日で算出
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- #患者とご家族に寄り添う医療
- #多職種連携・チーム医療
- #地域密着
- #予防と教育への関心
- #柔軟性とフットワークの軽さ
- #伝統や文化を大切にする
- 医師(西川先生)
- 医師(幡手先生)
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救急から在宅へ、ここで見つけた働きやすさと成長
杏月会を志望した理由、入会の決め手仕事と生活、どちらも大切にできる環境
大学卒業後、救急科で研修医を含めて約11年働きました。外科の専門医も取り、救急の現場はやりがいがありましたが、結婚して子どもが生まれると、オンコールや緊急手術に入るのが難しくなり、救急外来(措置室)だけを担当していました。そうすると、具合の悪くなった患者さんを診断・処置するだけで、担当患者を持つことがなくなってしまいました。そんなとき、平塚の在宅クリニックでアルバイトを始めたら、患者さんに長く寄り添える在宅医療の面白さに惹かれました。杏月会に入職を決めたのは、週4勤務で時間内に仕事が終わる環境や、子どもの急な発熱にも日程調整してもらえる柔軟さがあったからです。家庭と仕事、どちらも大切にできるのが何よりの決め手でした。

仕事のココが面白い患者さんの生活まで見える面白さ
救急では、救急車で運ばれてきた患者さんを一瞬だけ診ることがほとんどで、生活背景までは分かりませんでした。でも在宅診療では、家に伺って生活状況や季節ごとの体調の変化まで感じられます。月2回の訪問でも、表情や雰囲気の変化に気づけると嬉しいです。大学病院の頃は若いスタッフとの関わりや教育が中心でしたが、今はベテランの看護師さんやソーシャルワーカーさんと関わる機会が増えて、患者さんを多角的に見られるようになりました。訪問看護やヘルパーさんの仕事も知ることができ、大学病院のような最先端医療だけが正解じゃないかなと感じています。町医者のように寄り添える存在で好きですし、在宅にも最先端の分野があると感じています。

仕事をする上で大切にしていること相手の立場に立つことを忘れない
仕事で一番大切にしているのは、患者さんの立場に立って考えることです。救急時代、薬物中毒で運ばれた患者さんに上級医が真摯に向き合っていた姿に影響を受けました。分け隔てなく接し、どんな状況でも向き合う姿勢は、今も変わっていません。在宅では医療面だけでなく社会的背景や生活の細部まで見ながら対応する必要があり、より一層寄り添う気持ちを大事にしています。
杏月会のココがおすすめ柔軟な働き方と温かいチーム
杏月会では週4日で8時30分から17時の勤務で時間内終業がしやすく、家庭との両立が可能です。子どもの急な発熱時も、同僚が代診してくれたり日程を変えてくれたりします。チームの距離が近く、日常的に顔を合わせてコミュニケーションが取れるので、患者さんの情報共有もスムーズ。医師だけでなく看護師や事務スタッフともフラットに話せる雰囲気があり、チームで医療を作っている実感があります。

今後の目標知識と対応力をもっと広げたい
これからは、在宅でよくある疾患や日常的な困りごとへの対応力をさらに磨きたいです。救急では関わらなかった内容でも、在宅では重要なことが多く、正確で迅速に対応できるようになりたいと思っています。ホスピスや緩和ケアにも携わる機会があり、外科や救急での経験を活かしながら、新しい分野でも成長していきたいです。
求職者へのメッセージ訪問診療は「人」と深く関われる仕事
訪問診療は、同じ患者さんを継続して診ることで、医療面だけでなく社会的な側面まで知ることができます。他職種と協力して解決していくやりがいは大きいですし、自分の未来の姿を患者さんに重ねて学べることもあります。転職を考えている方には、職場の雰囲気や待遇、オンコールの有無なども含めて、自分に合った働き方ができるかを見てほしいですね。私は子どもが小さいうちはオンコール免除にしてもらっていて、その配慮にもとても助けられています。
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地域に根ざし、広く診る力を磨き続ける
杏月会を志望した理由、入会の決め手地域医療の経験を活かし、新しい環境へ
私は大分出身で、自治医科大学を卒業後は出身県で勤務する制度に従い、約10年半、大分県内の公的病院を中心に働いてきました。離島の診療所に3年間勤務した経験もあり、そこで往診や地域医療の面白さを実感しました。転職を考えたのは、「このまま県内で定年まで勤めるのか、それとも外に出て違う経験をするのか」と迷ったのがきっかけです。関東や関西、福岡なども候補にしましたが、訪問診療を続けたい思いが強くありました。外来や病棟勤務では患者さんの生活背景まで踏み込むことは難しいですが、往診では生活や家族関係まで見えることで治療の幅が広がります。その中で「診察だけじゃなく話も聞いてくれて安心する」と言っていただけるのがやりがいでした。最終的に杏月会を選んだのは、訪問診療が自分に合っているという実感と、土日がオンコールフリーという働き方。長く続けられる環境が整っていると感じたのが決め手でした

仕事のココが面白い暮らしに寄り添い、幅広く診られるのが魅力
訪問診療の一番おもしろいところは、病気そのものだけでなく患者さんの生活背景まで含めて診られることです。普段明るい方が急に元気をなくした場合、身体的な要因だけでなく心理的・社会的な背景まで探る必要があります。生活の質をどう改善できるかまで関われるのは訪問診療ならではの魅力です。また、幅広く診る力が身につくのも大きな特徴です。専門を突き詰める道も素晴らしいですが、訪問診療では外科的処置の基本や異物除去など、研修医時代に学んだ技術を実際に活かす機会も多いです。当直などで自分の専門外の患者さんに対応する際にも、この経験が役立ちます。つまり、訪問診療は患者さんの暮らしに寄り添いながら、自分自身の医師としての対応力を広げていける、とてもやりがいのある仕事だと思います。

仕事をする上で大切にしていること不安を取り除く説明と相手目線の姿勢
私は、仕事をするうえで「相手の立場で考えること」を一番大切にしています。医療者にとって当たり前のことでも、患者さんにとっては大きな不安になることがあります。その不安をどう説明して取り除くかは、医師の義務だと思っています。例えば、認知症の方で同じ質問を何度もされても否定せず、繰り返し説明して安心してもらうことを心がけています。また、症状が軽くても検査を行い、数値を示すことで「大丈夫」と実感してもらうのも有効です。ご家族がインターネットで調べた情報をもとに不安を感じている場合にも、丁寧に説明し理解していただくことが大切です。最終的には「こちらがどう思うか」ではなく、「患者さんやご家族が安心できるか」が重要であり、そのために丁寧な説明と対応を常に意識しています。
杏月会のココがおすすめ人柄の良さと働きやすさがそろう環境
杏月会の一番の魅力は、トップの人柄です。理事長先生はとても穏やかで、忙しい中でも気遣ってくださいます。トップが現場で頑張っている姿を見ると、自分も頑張ろうと思えます。
また、オンコール体制がしっかりしていて、勤務時間外は本部が対応してくれるので、オンオフの切り替えができます。職員には子育て中の方も多く、17時半終業が徹底されているので、家庭やプライベートと両立しやすく、長く働き続けられる職場だと感じます。
今後の目標地域医療を軸に、幅広く診られる医師へ
杏月会に来てまだ日が浅いですが、まずはここで長く経験を積みたいと思っています。将来的には離島医療にも興味がありますが、どこにいても地域医療に関わり続けたい気持ちは変わりません。
訪問診療医は「広く浅く」ですが、その分、幅広い状況に対応できる力が求められます。必要に応じて専門医につなぐ判断力も重要です。生活背景や性格まで含めて総合的に診られる医師であり続けたいと思います。求職者へのメッセージ幅広く診る力と人との関わりを大切に
訪問診療の魅力は、患者さんの体だけでなく心や生活全体を診られることだと思います。外来や病棟では見えにくい、その人の暮らしぶりやご家族との関わりまで理解しながら治療に携われるのは、とてもやりがいがあります。専門分野に限らず幅広い症状に向き合うので、自然と医師としての対応力や判断力も磨かれますし、在宅という環境だからこそ患者さんの本音に触れられることも少なくありません。「医師として幅広く力をつけたい」「生活に寄り添った医療をしたい」と考えている方に、訪問診療はきっと新しいやりがいを与えてくれるはずです。
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定年制度あり(65歳)
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給与改定当社人規程に準じる
(法人の業績・個人の勤務評定・勤怠などを総合的に評価し見直す場合がある) -
各種社会保険雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険
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通勤手当あり(上限50,000円/月)
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福利厚生制度外部福利厚生業者利用可(リロクラブ)
学会、セミナー参加補助
履物支給(年1回、上限3,000円) -
試用期間3ヶ月(条件変更なし)
採用に関する質問
- Q
訪問診療は未経験ですが、大丈夫でしょうか?
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A
未経験の方でも大歓迎です。
入職後は常勤医とスタッフに同行し、診療の方法や他職種との関わりを学ぶなど訪問診療の基本を知るところから始めていただきます。
また、ご希望があればベテラン医師の元で、末期悪性腫瘍・神経難病・認知症などの症例を現場で学ぶことも可能です。
診察に関する質問
- Q
1日の患者さまの数は何人くらいでしょうか?
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A
居宅は約10名/日、施設は半日で約25~35名程度が標準となります。
- Q
どのような患者さまを診ることになりますか?
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A
慢性疾患から末期悪性腫瘍、ターミナル期の患者さままで幅広く診て頂くことになります。
もし、専門外の診療や未経験の処置が必要な場合は専門医と同行することで習得が可能です。幅広い症例や処置に対応できるよう教育体制を整えています。
- Q
訪問診療でどのような検査を実施していますか?
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A
訪問診療では基本的に心電図・採血に対応可能です。
さらに当法人では「病院で出来る医療を在宅で」という思いから、放射線技師による患者さまのご自宅・施設内でのレントゲン撮影が可能です。その他にもエコーなど患者さまの状態や症例に合わせた検査を実施しています。
- Q
医師が診療以外の業務も行うのでしょうか?
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A
医療行為以外の事務や人事などは当法人のスタッフが担うため、医師には医療行為に専念していただき、なるべく多くの時間を患者さまに費やしていただける環境をご用意しております。
診療に関してもカルテの入力補助や物品の準備、往診時の運転などの診療をサポートする専門スタッフを育成し、診療に帯同させています。
- Q
1日の時間の流れは?
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A
平郁会での一日スケジュール 8:30出勤。職員と打ち合わせ 9:30~11:50患者さまのご自宅、施設へ到着。診察を開始。
患者さまの過去の診察記録はすべてクラウド型電子カルテに保存されているため、そちらを確認しながら、診察を行う
その間サポートスタッフが診察内容の入力補助を行う 11:50~13:00午前中の診察を終了し、昼休み
スタッフと供に、近隣で昼食をとる 13:00~13:30移動中、午前の診察記録についてサポートスタッフの入力内容を確認。電子カルテにアップロード 13:30~16:30午後の診察を開始。 16:30~17:30訪問車両で拠点へ移動
移動中にサポートスタッフの記録を確認
本日の診療内容を整理して、紹介状作成等各種書類作成を行う。必要に応じて指示をスタッフに出す 17:30帰宅
オンコール呼び出しもない為、ゆっくり家族との時間をとる
- Q
居宅中心に診たいのですが、可能でしょうか?
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A
拠点の状況によっては居宅と施設を見て頂くこともございますので、ご希望がある場合はご相談ください。
- Q
カルテは電子カルテですか?
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A
電子カルテを利用しています。
スタッフに関する質問
- Q
訪問の際は一人でしょうか?
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A
通常は、教育を受けたサポートスタッフと行動していただきます。
看護師は、症状の重い患者さまや処置の多い施設などには同行する場合もございます。
- Q
ドライバーはいますか?
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A
サポートスタッフがドライバーを兼任しております。
- Q
看護師はいますか?
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A
おります。患者さまの状況に合わせて医師に帯同し処置を行ったり、物品の管理や問い合わせへの対応も行います。
- Q
法人内で医師との交流はありますか?
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A
ございます。
当法人では、医師の交流を定期的に行い、情報交換や親睦を深めています。
- Q
多職種連携の際の窓口は?
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A
相談員やサポートスタッフが窓口となりますが、医師もチームの一員として一緒に対応して頂きます。
- Q
患者さまから直接電話連絡はありますか?
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A
ございます。
日勤帯については患者さまからの連絡にご対応頂きます。
夜間帯・土日祝日については、待機番医師が対応致しますのでコールや呼び出しはありません。
- Q
入院手配は医師が行いますか?
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A
いいえ。メディカルソーシャルワーカーが入院手配や退院支援を行なっておりますので、医師には診療情報提供書の作成をお願いしております。
勤務・休暇に関する質問
- Q
土日休むことは可能でしょうか?
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A
可能です。
休日・夜間は当直医による往診体制を整えているため、病院勤務とは違い当直やオンコールはありません。ご家族やご自分の時間を大切にできるワークライフバランスの良い環境をご提供します。
- Q
車通勤は可能でしょうか?
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A
拠点により相談は可能です。
- Q
時短勤務は可能ですか?
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A
可能です。ただし勤続年数1年以上の方が対象になります。
- Q
年末年始や夏季休暇について教えてください
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A
初年度上限15日 (入社月により付与日数変動)が付与されます。
- Q
育児休暇はありますか?
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A
ございます。詳細はお問い合わせください。
教育に関する質問
- Q
学会参加は可能でしょうか?
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A
支援制度をご用意しております。原則年2回(国内)法人が補助しております。
- Q
訪問診療を学ぶ場はありますか?
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A
ベテラン医師の元で1ヶ月ほど帯同して、訪問診療の末期悪性腫瘍・神経難病などの症例を実地で学ぶことができます。
その他
- Q
匿名で問い合わせたいのですが、可能でしょうか?
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A
問題ございません。こちらからお問い合わせください。
募集要項
常勤医師
- 仕事内容
- 訪問診療、勤務時間内でのオンコール対応、往診などをお願いします。
- 勤務地
- お問い合わせください
- 勤務日数
- 週4日~週5日勤務 ※週3や時短勤務もOK
- 勤務時間
- 平日8:30~17:30 (60分休憩)
- 休日
- 土曜日、日曜日、祝日・年末年始休暇 12/30~1/3・有給休暇 初年度15日(週5日勤務の場合)
- 当直
- なし
選考プロセス
- STEP.1採用コンテンツ内
「エントリー【医師】」ボタンよりエントリー - STEP.2履歴書、職務経歴書提出
- STEP.3書類選考
- STEP.4面接(1,2回)
- 内定
